6月9日(土)筑波サーキットコース2000@ZX-6R

6月に入ってすぐに梅雨入りした関東地方、週末の天気が心配されましたが当日は週間予報から一転して
朝から強い日差しが降り注ぐ今年一番の暑さになりました。今日の2輪走行枠はB枠以外はファミリーの
J、L枠だけで午後からは4輪の走行枠になるためパドックは休日にも関わらずとても空いていました。

ピットこそ取れませんでしたがS字付近の駐車スペースを確保して走行準備を始めます。
B1は8時スタートですが早くも気温は25度に迫る勢いで路面温度も30度後半まで上昇してきました。
交換したばかりのSC1は装着時に2.0kPaに調整していましたが若干低めに調整し直して走行に備えます。

休日B枠は相変わらず定員一杯の芋洗い状態でそこかしこに渋滞が発生しまくっていました。
最初の数周は交換したタイヤの慣らしも兼ねて流して走り始めて徐々にペースを上げていきます。
タイヤのグリップは良好で、前回終わりかけのSC1で苦労した1コーナーや2ヘアでのバイクの向き換えが
気持ち悪いぐらいクルクル回ってコーナーの出口付近の早い段階からアクセルを開けていけます。
タイムもスロースターターな自分には珍しく1本目から前回のベストを更新するタイムが出て
次の走行に向けてのモチベーションが上がってきました。

その2本目のB枠走行はインターバルがいつもより短く1時間後の9時20分からになります。
路面温度は既に40度を超えていて、日差しも強く気温も30度に迫る勢いです。1本目の温間から
更に空気圧を下げて走行中に2.1~2.2kPaの範囲に収まるように調整します。ピットロード入口に
早めに並んで何とか先頭グループの中に収まって走り始めたのですが2、3周もするとすぐに
別の集団に追いついてしまいなかなかクリーンラップが取れません。

ひたすら前を行く車両を抜きまくってようやく走行中盤付近で前を走る車両が無くなりました。
これまでのパッシングでブレーキのオンオフをいつも以上に使い、タイヤも良い具合に揉まれて
暖まった感触があったのでここで一気にpushをかけました。久々のニュータイヤでの走行は
苦手としている1ヘア、2ヘアでも路面の喰いつき感が良く、ハードブレーキングから
一気に倒しこむ事でグイグイ内側に曲げられる良い循環にはまり、ひたすらいつものレコードラインを
トレースしてアクセルを目一杯開け続けました。で、いきなり出てしまいました~3秒49!?

そのままの勢いで次の周もタイムを更に縮めて3秒26!!・・・と、直後の1コーナー進入で
バイクを倒しこんだ時にフロントタイヤに妙な感触が出て、このままだとタイヤが内側に切れ込んで
転倒してしまうような感覚に陥りました。いつものビビリミッターとは違いはっきりとした感覚だったので
幾分ペースを抑えて走行を続けました。この周は3秒後半のタイムで回り、あれほど出せなかった
3秒台のラップを3周連続で出す事が出来ました。ですがその後再びペースを上げようとすると
またフロントに違和感が出てペースダウンの繰り返し・・・こうなるとこのまま走り続ける事自体が難しくなり
止む無くチェッカーを待たずに途中リタイヤしました。

短い走行でしたが収穫は大いにあり、それに伴ってまた別の課題も出てきたりと・・次回の走行が
待ち遠しくてなりません。走行後はパドック内の食堂でベスト更新祝いのもつ定食を堪能しました。



■タイヤメモ
走行時間20分×2

フロント:DSC V2(SC1)
総走行時間:40分

リア:DSC V2(SC1)
総走行時間:40分

コメント

  1. 1)フロントのプリロードをすこし締めて前車高を高くするか、
    2)次は圧側減衰を上げてみるのも良いかもですね。
    3)タイムも平均して上がっているので、レーステックを試すのも有りかと思われます。

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