3月20日(水)ツインリンクもてぎロードコース@ZX-6R


もてぎレーシングスクールLightに行ってきました。去年もてぎを走り始めた時に
参加したプログラムですがLightと謳う割には講師陣がきちんと自分の走りを
チェックしてくれていたのが好印象でした。昨年は中級のBクラスでしたが
今年は上級のAクラスに割り振られて講師も元世界チャンプの坂田和人選手となり
ありがたい指摘をお腹一杯貰ってきました。

1本目走行前のミーティングでは開口一番、20秒を切れない人はストレートでまったく
上体を伏せられていない。そしてエンジンもしっかりと回せていないのでストレートで
スピードが乗せきれていない。エンジンはレッドから1000回転下までしっかり上げてから
シフトチェンジする事。ストレートで伏せる時はしっかりシートの後ろまで体をずらして
背中は猫背の姿勢、頭はツナギのコブにヘルメットが着くぐらいまで反らしてスクリーンの下から
前を見るようにする・・・等々。確かにストレートではとりあえず伏せてるという感じでしたし
エンジン回転数もちょっと高音が出る辺りですぐシフトチェンジをしている感が否めません。

早速1本目の走行で実践を試みた所・・・あっさりと去年のベストを更新!?
1本目走行終了後のミーティングではトランクションのかけ方とブレーキングに
関するレクチャーが、とりあえずまだまだみなブレーキングが甘すぎる。
フロントタイヤのエッジが使いきれていない人はブレーキが弱くタイヤを潰せていない。

ビィクトリーコーナー右への切り返し部分でリアタイヤの挙動を感じられないのは
単に上体を移動させているだけだから。トランクションをかけるには体を移動方向に
動かすだけではなく、移動側の尻をバイクのシートにググっと押し付ける2次的動作も必要。
またビィクトリーコーナー切り返しの左ではアクセルを回さない。
進入はゼブラに軽く乗り上げる形で、そこでエンブレを使い向き換えを行って回る。

矢継ぎ早にアドバイスを頂けましたが坂田選手が一番口を酸っぱくして語っていたのは
「考えて走る事」です。単にバイクがどこそこのコーナーで曲がらないだけではなく
そこに到るまでの過程を振り返り、次の走行やレースでは次の周までに対策や原因を考えるのだと。

色々考えさせる内容の濃い話ばかりでしたが、自分では全てを吸収しきれず
とりあえず1本目のアドバイス(ストレート伏せ&エンジン回転数)のリピートプラス
ブレーキング、レコードラインのトレースを意識して2本目の走行に入りました。
んで走行後にポンダのログを見てみると19秒台・・・3回目の走行でようやく20秒が切れました。

3本目の走行では坂田選手が何周か先導と後方から走りをチェックしてくれました。
走行後に最後のアドバイスを貰ったのですが、衝撃の事実ががが・・・私の走りは突っ込みすぎだそうです。
進入のブレーキひきづりを奥まで引っ張りすぎているので曲がるための向き換え期間が極端に短く
結果的にコーナー脱出時のアクセルがなかなか開けられず、コースアウト気味になる上脱出速度が
遅れてしまっているとの事でした。600~1000のバイクは進入で頑張る必要はなくコーナー脱出後の
ストレートに向けての加速重視で走らなければダメだと・・・これって去年のレーシングスクールLightで
武田選手に言われたアドバイスそのままですね・・・まるで成長していない(;´д`)トホホ

でもまぁしっかり対策方法も教えて頂いたので次の筑波のスポーツ走行で改善を進めよう。
対応としてはコーナーを3つのプロセス(進入、向き換え、脱出)として考える。
自分の走りは3つのうち進入部分が多く、向き換え区間が極端に少ない。よってブレーキの
引き摺りを抑え目にして向き換えを意識して行い、脱出時にしっかりと次の直線部分へ
アクセルを開けられるようにする事。練習にうってつけなのが筑波の1コーナーかなぁ。
あそこはコーナーの脱出手前までブレーキ引き摺ってるし・・・どおりでS字までの直線部分で
他の車両に置いていかれるわけだ(´・ω・`)

とりあえずストレート伏せまくってアクセルをしっかり開けるで去年のベストから4秒更新して
18秒台に入りました。次回からは進入で頑張る走りを改善してタイムアップに繋げたい・・・

◆タイヤメモ
走行時間:30分×3

路面温度:25℃
F・アンビートン02(ミディアム)
温間:1.75
総走行時間:1時間30分

R・アンビートン02(ミディアム)
温間:1.72
総走行時間:1時間30分

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