10月14日(日)袖ヶ浦フォレストレースウェイ@Ninja250SL

去年はマル耐で参加して3位入賞を果した袖ヶ浦で、同じくウィズミーが主催する2525GPと言う
4スト250ccのシングル、ツイン車両縛りの模擬レースに参加してきました。

先週の菅生は気持ちの良い秋晴れで最高のコンディションだったのですが、今回は無常にも
朝から本降りの雨が降り注ぐ最悪のコンディションになりました。朝4時に自宅を出発して
現地に着いたのが6時半頃、予報では午前中に止むと言っていた雨ですが現地はぶ厚い雲に
覆われてとても雨が止むようには思えませんでした。憂鬱な気持ちのまま車両を降ろして
準備を整えます。実は天気も最悪でしたが自身の体調の方も芳しくなく、先週菅生から戻って以来
喉の調子が悪いのがずっと続いていて、薬で何とか抑えている状態でした。

模擬レースは10周でグリッドは2回の予選で決定します。1本目の予選ですが未だに雨の勢いが衰えず
体調を鑑みて走行を見合わせる事にしました。先日取り替えたばかりのスーパーコルサをこの雨の中で
皮むきする事を考えるとぞっとしてしまいます・・・2本目になる頃には少しは雨脚が弱まっていてほしい
と切に願ったのですが現実は非情でした。雨の勢いは予選1本目とさほど変わらず、かと言ってこのまま
一度もコースを走らないままレースに挑むのは余りにも無謀なので、雨天走行に慣れるため渋々走行する事にしました。

走り出してから気づきましたが、周りの車両は結構ガチな仕様ばかりで保安部品付き車両で参加してるのは
どうやら自分だけのようでした。それに予選の上位陣は皆レインタイヤを装着していてドライタイヤで
フラフラしている自分を尻目にあり得ない速度域でバンバン抜かしていきます。せめてラインだけでも
覚えようと後ろから追走しようとしますがあっと言う間に離されてしまいました。タイヤはまったくグリップ感を
感じず、車両をどこまでバンクさせていいのかも解からないままのコーナリングでとにかく急な動作を控えて
転ばない事に全力を注ぎました。そんなこんなで出したタイムは1分40秒と最後尾から3番目でトップとの
ギャップは16秒もある屈辱のグリッドになりました。

2回の予選が終わっても雨は一向に止む気配を見せず、ウェットのまま決勝レースを迎える事になりました。
ちなみに予選順位は15台中12位、レインタイヤを履く上位陣には17秒程の開きがあります。
10周のレースでウェットのままではタイム的に周回遅れになるのは明らかでテンション下がりまくりでした。

スタート時点で雨は止んでいましたが、レースが始まると前を行く車両の水しぶきやコース上のところどころに
残っている水溜りなどで1周もしないうちから濡れ鼠に・・・タイヤからのインフォメーションが皆無だったので
本当に一周一周コーナー毎に探るようにバンクして少しづつウェットの感触を掴みながら走りました。
一瞬も気が抜けない中の走行で当初長いと思っていた10周は個人的にはあっと言う間に終わったように感じました。
チェッカー後のクールダウン走行でふと空を見上げるとようやく雲の切れ目から青空が覗いていました。

抜かれるより、周りから抜かれまくった決勝でしたがちょっとだけ順位を上げて10位で完走しました。
その後は各クラス毎に表彰式が行われてレースは終了。ずぶ濡れになった車両を丹念に拭き取ってから
トランポに積み込みパドック内のレストランでお昼を食べ終わる頃にはすっかり天気も回復して
コースもドライコンディションになりつつありました。この状況が後数時間早ければ・・・と思いましたが
その後に開催されたマル耐はサイティングラップでオイル漏れ車両が居てほぼ一周オイルをコース上に
ばら撒いたようでなんとも悲惨な状況になっていました。



■タイヤメモ
走行時間30分

フロント:ディアブロスーパーコルサA
総走行時間:30分

リア:ディアブロスーパーコルサA
総走行時間:30分

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