5月28日(日)日光サーキット@ZX-6R

去年からお世話になっているチャレンジサーキット走行会で日光サーキットを走ってきました。
朝の4時に起きて5時には自宅を出発・・・といきたかったのですが、またも二度寝してハッと時計を見ると
既に5時を回ってます。慌てて支度をして出発、ギリギリ全体ミーティングの時間に到着しますが
自分の走るAクラスはミーティング直後の8時からのスタートです。車両を降ろして受付をすまし
トランスポンダを付けた所で車検も出来ないまま8時を回ってしまい泣く泣く1本目の走行は諦める事に・・

Aクラス2本目は10時からスタートです。ウォーマーでしっかりタイヤを暖め、身体も念入りに
ストレッチをして準備していました。タイヤは卸し立て、オイルも新品、天気もほどほどの暑さで
ベストを更新するにはもってこいのコンディションです・・・が、コースインして愕然としました。

最終11コーナーから12コーナーを抜けてホームストレートで一気にアクセルを開けて
トランクションをかけてスピードを乗せる・・ラインがオイル処理で真っ白です。しかもオイルの匂いも
酷くて12コーナーでハングオフすると一番オイル処理が濃い部分に顔を近付けるように走る形になって
走りながら気分が悪くなってきました。それでも走行終了後のトランスポンダーのリザルトを見ると
周回の後半には前回のベストに近づく42秒台前半のタイムが出ていました。

皆平気でオイル処理跡を踏んでいくけど自分はとても真似できずホームストレートの外側に
逃げていくようなライン取りになってしまい、なかなかストレートでスピードが乗せられず
ストレスが溜まります・・・で、今回も前回と同じように2本目走行後にお手伝いでメインポストの
旗振りをしたのですが自分が見てる範囲だけでも2クラスで何故か6Rだけが2台も転倒していました。

ここで自分が転倒したりしたら全クラスで6Rが転倒で制覇してしまうなぁと不謹慎にも思ったりしたのが
後ほど起こった悲劇へのフラグだったんでしょうか・・・運命のAクラス3本目走行は12時からスタートしました。

3周の慣熟走行が終わりフリー走行に入ると前を行く車両が自分より速い人だったのでそれに引っ張られていく形で
徐々にタイムが上がっていきました。走行後のリザルトで確認した所、フリー2周目にはもう42秒台に入り
周回遅れに追いつくまでの間42秒台前半付近で走行、うち1周だけ41秒に入っていました。
その後、周回遅れに絡んで落ちたタイムを取り戻そうとした矢先の10コーナーの進入で
フロントのグリップを失いスリップダウン!!一瞬の出来事で気づくとバイクは滑空しながら一回転して
10コーナーのスポンジバリア代わりの砂丘にリアから突っ込んで止まっていました。慌ててバイクに駆け寄り
起こそうとしますが一人ではどうにも出来ず走行は赤旗中断・・・はぁ、やってしまいましたぁ(;´д`)

スタッフに手伝ってもらいパドックに避難しましたが車両の右ステップ周りは地面で削れて完全にオシャカ・・
その後の走行はキャンセルになりました。車両のダメージですがメンテナンススタンド保持用スイングアームの
アルミフックボルトが溶接ビード毎根元からぽっきり折れてスイングアーム取り付け部分にぽっかり大穴が
空いた状態になっています。後はフレームスライダーがしっかり仕事をしてくれたせいで大きな損傷はないようでした。
ただ6Rご自慢のアップマフラーが砂丘にずっぽり嵌り埋もれていたので砂がエキパイ部まで入ってしまっているかもしれません。

幸いにして身体はまったくの無傷でヘルメットは傷一つついていませんでした。まぁスポーツ走行を
やってるからにはいつかは起きるとは思っていましたが動揺は隠しきれません。この日唯一の慰めとなったのは
目標としていた41秒台を出せた事ですが、次回の走行でまた41秒台を出せるとは到底思えないのでした・・・


コメント