10月19日(日)トミンモーターランド@ZX-6R

気づくとかれこれ一年近くトミンを走っていなかったのでSRTTの走行会で久しぶりに
6Rで(20分×3本)走ってきました。と言うのも近々6Rのマフラーを変更する予定なので
騒音規制に厳しいトミンでは今後お手軽に走るのが難しくなると思ったからです。

ブログのログで確認すると、トミンの前回走行は昨年10月12日、同じSRTTの走行会でした。
本当に丸々一年ぶりの走行となり、その時のタイムは30秒台をウロウロしていて
辛うじて29秒に入ったのが数本といった状況でした。なので一年間でどれだけ走りの上達が
できたか確認する良い機会となり前日から楽しみにしていました。


1本目の走行は9時スタートでトミンの制約上(早朝の暖気、発電機の使用が禁止)十分に
タイヤを暖める事が出来なかったので慎重に走り始めました。何せ一年ぶりでレコードラインを
大まかにしか覚えておらず、前日の筑波で新ブーツの使用に合わせてバックステップの
ポジションを色々変更した事と相まって走りの内容は酷い有様でした。

パドックに戻りステップのポジション修正をしていると、走行会に帯同している某ショップの
名物メカニックの方からフロントサスの動きが硬すぎているようだとの指摘を受けました。
トミンのようなミニサーキットは筑波のセットでは硬すぎてフロントが十分な働きができず、
結果ブレーキングが満足に出来ない⇒フロントタイヤが使えない⇒曲がらない・・・の悪循環
に陥っているとの事。なるほど、スピードレンジ的に筑波と同等の速度が出せるはずがない
トミンでは低い速度域でもサスが動くように調整して、ピッチングを引き出してやらないと
いけないって事なんですかね・・・

というわけで今まで一度も調整していなかったフロントサスですがプリロードを弄るのは
面倒だったのでお手軽に調整できるダンパー伸び側ダンパーをS方向に半回転させて
コースに出てみました。結果、ブレーキングの挙動でピッチングが出やすくなり曲がるための
きっかけを作りやすくなりました。ただいきなり柔らかくしすぎたせいか最終コーナーでの
ハードブレーキングでフロントがダダダッと暴れる挙動が出るようになってしまいました。
慌てて再度パドックでプリロードをH方向に4分の1回転、最終的にS方向に4分の1回転した
所に落ち着きました。

1本目はポジションやサス調整等の見直しでまともに走れずに終わり、イントラの方からアドバイス
を受けられなかったのですが、2本目からようやくまともに走れるようになり、コース上で自分の走りを
見てもらって走行後に以下のアドバイスを貰いました。


最終コーナーの進入のライン取りがおかしい。一旦左に切り替えしてから右に曲げようとしているので
突っ込みすぎて無理な体勢でブレーキングをしているピットロードの左側ゼブラを直線的になめるように
走行しつつブレーキングをかけて最終手前の左コーナーからS字を描くようなイメージで最終コーナーを
大回り気味にクリアする

S字からヘアピンに入るライン取りを直線的にして(あまりバンクさせずに)向き換えポイントを
奥にもって行くヘアピン出口のCPに付く(はらまない)ために向き換え時にすぐスロットルを開けずに
じっくり待つ事

最終コーナー出口でコースの真ん中を走っているタイヤは出口を向いてるので
もう少し早めにアクセルを開けてアウト一杯までふくらむぐらいの勢いのラインで走る


確かに自分で走っていても最終の進入がこんなに不安定だったかって感じだったのですが
ラインがダメダメだったのね。それと単独で最終コーナーのみを考えるのでなく左コーナーの
立ち上がりからスピードを乗せて大きな右コーナーとして認識するとかはちょっと目から鱗の発見でした。


3本目は貰ったアドバイスを参考に最終コーナーのラインの見直しをしました。今まで曲りながら無理やり
ブレーキングをしていた箇所がライン一つ見直すだけでこれだけブレーキングしやすくなるとは・・・
この日のベストはこの3本目に出した28.57秒でようやく28秒台に入れる事が出来ました。
ただ最終コーナーのラインを直線的に見直したまではよかったのですが今度はCPの左ゼブラから
車両が少し離れてしまいコースの真ん中を走る形になっていました。最終コーナーの出口も余裕を持ちすぎて
アクセルを開けているせいで車両がコースの真ん中付近を走っています。もう少し早めにアクセルを開けて
最終コーナーの出口ギリギリまではらむぐらいの勢いで問題ないそうです。あとはヘアピンのラインが
まだコーナリングになっているのでもっと直線的に入り奥のCPで向き換えを行えるようになれば27秒台も
すぐ入れられるとのアドバイスを3本目終了後に貰いました。

今日のいい感触を忘れないうちにまた走りたい所ですが年内もう一回走れるかなぁ・・・。



■タイヤメモ
走行時間:60分


フロント:DSCV2(SC1)
総走行時間:5時間10分

リア:DSCV2(SC1)
総走行時間:1時間40分

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